こんにちは！
2022年の海外出張報告、今回はいよいよイタリア編になります。
現地7月13日の日付が変わるまで南仏の夜を楽しみましたが、
日付が変わった現地7月14日、イタリアへ向かいます。
早朝6時にはカルカッソンヌのホテルを出発！
昨日ここに到着したのは午前11時ごろですから、
24時間滞在できなかった（悲）南仏カルカッソンヌ・・・
風情に溢れた場所でまたじっくり来たいなと思いました。
イタリアでは樽生スパークリング®︎の生産者Montelviniを訪問します。
飛行機でトゥールーズ→パリ→ヴェネチアと移動します。
もちろん（笑）色々トラブルには見舞われましたが、
無事、イタリアに到着。
Montelviniの現社長アルベルトさんが自ら迎えに来てくださっていました。
その日は、素敵なホテルのレストランで
アルベルトさんにディナーへご招待いただきました。
翌日、現地7月15日いよいよ3年ぶりにトレヴィーゾにあるMontelvini社へ向かいます。
角を曲がると、目の前に広がる美しいワインヤードに迎えられ、
そこで前社長のアルマンドさんとも再会。
お互いの無事を喜びます。
中へ招かれると、
久しぶりに会うスタッフも笑顔で迎えてくださいました。
日本からのプレゼントを渡したり、
Montelviniさんからプレゼントをいただいたり、
和やかな雰囲気の中、3年という月日を
お互いコロナ禍というこの試練を乗り越えるべく
奮闘してきたことを労い合います。
その後会社を見学させていただきました。
まず見せていただいたのは、
巨大な貯蔵タンクがずらりと並ぶエリア。
ここでは、樽生スパークリング®︎のラインナップを含む、
スパークリングワインの発酵が行われています。
樽生スパークリング®︎でも説明させていただいている通り、
瓶へ炭酸ガスを注入するのではなく、
シャルマ方式といって
実際にタンク内二次発酵をおこなっています。
出来立てを味見させていただきましたよ😀
この味わいをそのまま日本へ届けられるのは、
やはり、樽生だからだと再確認致しました！
そして、現地を訪れ何より驚いたのは、
工場がとても清潔で衛生的なこと！
見てくださいこの綺麗な床！
清潔さや衛生面にここまで取り組んでいるワイナリーは、
実はそれほど多いわけではありません。
Montelviniの品質が非常に信頼できる大きな理由です。
こうした取り組みによりMontelvini社は、
エカリタス（EQUALITAS）の認証を取得しています。
EQUALITASはイタリアワインのサスティナブル認証団体
認証ロゴマークが示す「３E」は
環境(Environmental)、倫理(Ethical)、経済(Economical)の頭文字を指し、
それぞれの基準を満たしていることを表します。
また、昨年は
Industria Felix Prize – “L’Italia che compete” (Italy that competes) を受賞。
イタリア国内の企業を経営実績や財政的な信頼性、
持続可能性に関し評価し、
卓越したパフォーマンスを示した企業に与えられます。
イタリアの無数にあるワイン企業の中でこれを受賞したのは
Montelviniを含め、わずか８社だけです。
イタリア国内でも非常に高く評価されていることがうかがえます。
世界的に持続可能性が叫ばれる中、
このように、コロナ禍にあっても、
Montelvini社では明確な目標を定めて日々改善に取り組んでおられます。
次の見学場所でも、その取り組みを実感いたしました。
樽洗浄が自前で大量に行える自動樽洗浄設備を整え、
研究室も構え、お客様に喜ばれるワインや
高品質を保つための研究を行っています。
もちろん、これまで通り、
Montelvini社敷地内の直売所では、
自社ワインの量り売りも行い
地域との結びつきも大事にしています。
変わるべきところと
そのままにしておくべきところ、
きちんと区別して
今後の発展を目指す姿勢は見習っていきたいと思います。
さて、会社見学の後、
会社そばのゲストルームでランチを一緒にいただきながら
今後の健闘を改めて誓い合いました。
ご馳走様でした！
明日は、トレヴィーゾをドライブしながら、
周辺にあるワインヤードへ連れって行ってくださる予定。
楽しみです♪
