会社概要

企業理念や沿革などを紹介しています。

企業理念 PHILOSOPHY

ワインの単なる目新しい提供方法ではなく、ワインの新たな価値を創造することを目的とし、
以下の四つの信頼関係を基礎に企業活動を行うことで、誠実に社会的責任を果たし健全な利益を生み出す。
健全な利益は新しい試みと逆境に備えて蓄積されなければならない。

  1. 01

    顧客との信頼関係

    我々が取り扱う商品およびサービスについては我々が責任をもつ。
    顧客からの注文には迅速、正確に応える。

  2. 02

    生産者との信頼関係

    外国人であっても、人間と人間。
    契約書よりも重いものがある。
    相手と同等以上の関心をもって商品の品質管理に努める。

  3. 03

    社員との信頼関係

    社員ひとりひとりは個人として尊重され、その尊厳と価値が認められなければならない。
    社員が家族に対する責任を十分果たすことができるように、配慮しなければならない。
    社員は安心して仕事に従事できなければならない。
    社員は常にプロフェッショナル意識をもち質的に高い水準の活動をしなければならない。
    能力ある人には年齢、性別にかかわらず昇進の機会が与えられなければならない。

  4. 04

    取引先との信頼関係

    良きパートナーとして、失敗を責めるよりも失敗を繰り返さないように共に改善方法を考える。
    適正な利益をあげる機会を提供しなければならない。

会社概要 COMPANY

商号 株式会社ドラフトワイン・システム (DRAFT WINE SYSTEMS CO.,LTD.)
資本金 1,000,000円
代表者 代表取締役 南方孝章
設立 2006年05月23日
所在地 〒651-2228  神戸市西区見津が丘1-15
連絡先 078-995-0870(代表電話)
社員数 10名
事業内容 ワイン輸入販売(酒類販売業)

沿革 HISTORY

2006年5月23日

株式会社ドラフトワイン・システム 宝塚市に設立

2007年4月26日

神戸市東灘区 神戸ファッションマートにベンチャービレッジ制度適用企業として入居。本社移転

2015年1月

樽生ワイン®プレミアム商品開発

2015年3月

ブリオッテ社取引開始

2017年9月1日

神戸市西区見津が丘に本社社屋竣工移転

一つの空樽をスーツケースに

2003年7月。ワインを充填するステンレス製樽を1樽。スーツケースに詰めて飛行機に乗り込みました。空港チェックインカウンターでは大変驚かれましたが…向かった先はポールジャブレ社。ミッシェル・ジャブレ社長に面談の機会を得、早速用件をお伝えしました。

「この樽にワインを詰めるんです!」それから紆余曲折。
やがて樽生ボジョレ・ヌーボーの商品開発につながりました。
その後、モンテルヴィーニ社のアルマンド=セレナ社長を現地に訪ね、樽生ワインの可能性、難しさについて話し合いました。

ステンレス製樽にワインを充填して商品化する。

日本では全く初めての試みです。 当初はご案内にレストランをお伺いしても門前払いを受けることがほとんどでした。「ワインはガラス瓶に詰められているもの」という常識。
フランスやイタリアの信頼できる生産者が生産しているワインなのに、否定的な反応はワインそのものにまで及ぶこともありました。

フランスでも元々は樽詰め(木製)ワインが生産地から運河を伝ってパリ、セーヌ河畔の直売所で別容器に移して販売されていました。
やがてガラス瓶詰め(生産者元詰めやネゴシアン元詰め)の普及によって遠方の地域まで販路を拡大できるようになりました。

日本が欧化していく時代、長期間の海外航路で輸送される瓶詰ワインだと品質劣化が著しいため、ヨーロッパからはワインを大きな木樽で輸入。そして瓶詰して販売していたそうです。このことは鳥井信次郎翁の伝記小説「琥珀の夢」にも描かれています。

時に酒は人にとって有害なものとなります。

販売者や製造者はこの事を心に刻み込まなければなりません。 何事もすべて毒にも薬にもなります。 ところで生きている人間は、何よりも豊かな人生を送らなければなりません。

人間にとって、お洒落することは素晴らしいこと。

もちろん質素倹約は美徳です。
質素倹約とお洒落は背反するものではありません。
お洒落は飾りすぎないということでしょうか…
飾りすぎかどうかは人それぞれなので、そこがまた面白いですね!

女性がお洒落して外出すること、またお洒落した自分を他人に見せられる場所もとても必要なことです。かつてのディスコはそういったステージであったのかも知れません。自分自身だけでなく周囲の人たちをも豊かで彩りのある生活に誘うものなのですね。
でも何よりも大事なのは本来のお洒落は日常にあるということ。

豊かな人生を送る、イコール高級ワインを飲むということではありません。
良質なワインをリーズナブルな価格で、生産の現場に思いを馳せながら、ひとりでもまた気の合う仲間と一緒でも楽しく美味しく飲めるということ。

樽生ワインはシンプルでお洒落なワイン。
決して単に樽詰めしただけのワインではありません。
ワインそのものにも取扱いにも樽の管理にも大変なこだわりがあります。
日常を豊かな人生に導いてくれる、そんなワインでありたいと願っています。

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