<ルート>
木津駅~木津の摩崖仏~顕宗仁賢神社~ドラフトワイン・システム

<所要時間>
木津駅~木津の摩崖仏:徒歩約10分 / 木津の摩崖仏~顕宗仁賢神社:徒歩約15分 / 顕宗仁賢神社~樽生ワイン🄬直売所:徒歩約10分

 

樽生ワイン🄬直売所 所在地の神戸市西区は神戸電鉄粟生線が通る、とても緑豊かでのどかなところです。

直売所にお越しいただくお客様には「何もないところだね!」とよく言われます(樽生ワイン🄬直売所がありますよー!⇐心の声)。

 

神戸という都会のイメージからはかけ離れたこの地。

 

春は桜と燕の鳴き声、夏から秋にかけては虫の音と紅葉に癒され、冬には澄んだ空気で心も透き通るような自然と、里山風景も楽しむことができる、そんな素敵な場所です。

ちょっとお散歩に出ると、実は史跡もあります。

 

■見どころ1木津の摩崖仏

1999年に神戸市指定記念物(史跡)に指定されている神戸市西区押部谷町木津に現存する阿弥陀如来坐像と六体地蔵の摩崖仏。
高さ5.63m、長さ約100mの岩盤上部に彫られている。中央に阿弥陀如来坐像(像高 約42cm)、および左右に3体ずつの六地蔵(像高25.2cm28.5cm)が陽刻にて配置されている。室町中期にあたる1467年(文正2年)の作で、明治時代までは旅人をこの岩盤の上から見送る習慣があったとのこと。

  

その史跡の下を通る道は、「平清盛が神戸の福原に都をおいた頃(1168年)、都から鵯越を経て、三木や姫路方面への主要街道になっていた」そうで、この街道を行き交う人々の旅の安全を祈って刻まれたものが、この摩崖仏だそうです。

一の谷の合戦で源義経が平家を討ったのは平家物語で有名な話ですが、まさにこの道を通り鵯越に出たかと思うと、とても感慨深く、そこに義経の姿が見えるようです。

 

神戸電鉄粟生線 木津駅から徒歩約10

 

木津の摩崖仏へは、神戸電鉄粟生線木津駅を下車、改札を出て右手にあるエレベーター側の出口を下に降りたら、線路と川を右に見ながらのどかな道をひたすら真っすぐ進みます(※地図参照)。

  

途中で道路が2つに分かれるところは左へ進み、川の方向に降りて行かないように歩きます。10分ほど歩くと、左側に大きな岩のようなものが見えてきます。近づいて行くと、まるで壁のように立ちはだかる崖が!!

 神戸市指定記念物(史跡)「木津の六地蔵摩崖仏」と書かれた看板から視線を上に移すと、確かに岩肌に彫られたお地蔵様たちが・・!!

思ったよりも崖の高い位置に彫られているため、かなり見上げます。写真を撮る際は、道路から下に落ちないように気を付けて!!

 

帰りは線路と川を左手に見ながら、来た道を木津駅へ戻ります。

 

■見どころ2顕宗仁賢神社

木津駅から徒歩約5分の場所に②顕宗仁賢神社(兵庫県神戸市西区押部谷町木津569)はあります。

先ほどとは反対側へ、線路を左に見ながら民家のある方に進んで行きます。ふたつに分かれた道を左へ入り、真っすぐ行くと右手に鳥居が見え、そこが顕宗仁賢神社です。

 

484年即位の顕宗天皇(弟)と488年即位の仁賢天皇(兄)をお祀りしているのがこの神社です。

本殿横には農村歌舞伎舞台があり、以前は秋祭りの際に農村歌舞伎が披露されていたそうです。
大きなクスノキの御神木もあり、神秘的なパワーを感じます。

  

上記の2つの見どころは、神鉄ハイキングのコースにも入っています。

詳しくは、KOBE Rail & Trailのホームページをご覧ください。

※ドラフトワイン・システムはKOBE Rail & Trailのメンバーです

 

■おまけ:樽生ワイン🄬直売所(株式会社ドラフトワイン・システム)

お帰りの際は、木津駅から続く橋を上り、正面左手にある「樽生ワイン🄬直売所」へぜひお立ち寄りください。

平日(土日祝はお休み)13時~17時まで営業しています。

※臨時休業の場合がございます。 ホームページ又はお電話078-995-0870にてお確かめください。

 

イタリアとフランスから樽ごと輸入した樽生ワイン🄬14種類やカシスリキュール等の試飲が可能です。

特殊なハイバリアペットボトルにその場で詰め、販売しています。

その殆どがリサイクルできない通常の輸入瓶とは異なり、ペットボトルはリサイクル可能で、飲み残しも蓋をして持ち歩けるため、バーベキュー等のアウトドアにもピッタリですよ。

これからの行楽シーズン、マイナスイオン溢れる空気を思いっきり深呼吸できる「神戸市西区の隠れた名所」へぜひ足を運んでみてくださいね。