2021年 樽生ヌーボー®︎レポート

2021年ボジョレーのリポート 樽生ヌーボー

2021年もあっという間に8月半ば!

長引く自粛期間のせいで季節感を無くしがちですが、
季節を感じさせるお便りがフランスから届きました。

そう今年のボジョレーについてのお知らせです!

さっそく、読んでみましょう。

この8月、日本でも異常な雨で今後の農作物への影響が心配ですが、
フランスも春先には非常に難しい天候が続いていた様子です。

2021年の解禁日は11月18日(木)。

2021年度これまでの現地状況は大まかにはこのようなものです。

  • 平均気温:14.2度。平年15.4度に対し-1.2度
  • 降雨量:310mm。平年196mmに対し114mm多い
  • 日照:696時間。平年640時間に対し9%多い

日照時間は多いものの、気温が低いこと、
何より降雨量が大幅に多いことがわかります。

これは、ぶどうに大きな影響はないのでしょうか?
気になります・・・

手紙にはここまでの天候が書かれていました。

2020年冬

2020年ヌーボー後の冬は、比較的温暖で太陽にも恵まれていたため、
ぶどうの蕾も早くつき、まるで2019年や2020年ボジョレ・ヌーボーの時のように
期待を持って見ていたようです。

2021年4月

ところが、4月初旬の霜降りが例年よりも、
広範囲で、しかも非常に長く続いたため、
ぶどうがひどい被害を受けてしまいました。

実際、4月8日 に Chazay d’Azergues では、この日-8.1度を記録したとのこと。
(シャゼ=ダゼルグ・・・マコン市とリヨン市の中間地点、ピエールドレと呼ばれる地質は良質のワインとチーズの産地でボジョレ地区を訪れる際には是非立ち寄りたい場所。日本人にもあまり知られていない観光地です)

これで、つき始めていたぶどうの蕾がやられてしまったようです。

2021年5月

5月になってからもボジョレ地区とマコン地区の気温は低く、降雨量の多いお天気が続きます。
年初からの累積降雨量は5月の終わりには例年に比べて100mmも多くなったとされています。

冒頭、今年は平年の累積降雨量と比較して114mm多いと触れていましたが、
その大部分が5月に集中したようですね。

このせいでぶどうの生育状況にバラつきが出てしまい、
作業はとても難しくなったようです。

2021年6,7月

ただ、6月に太陽が戻り、強烈な暑さが見られるようになると、
たくさん降った雨は猛暑の影響をいく分和らげ、
一時、ぶどうの花は好条件の中過ごすことができました。

ところが残念なことに、6月と7月の2回に渡り、
あられがぶどう畑を襲います。
ボジョレ地区の北部が特に大きな被害に遭っているようです。

そのため、特にマコンは影響を受けると思われます。

2021年8月より今後の展望

ただ、8月に入り、夏らしい天気が戻りつつあります。
8月の後半からは、概ね晴天が続くとの予報。

これまでの天候により生育が遅れた分は、
取り戻すことができそうで、一安心です。

2020年より収穫は遅くなるが、
9月の中頃にはしっかりと生育したぶどうの収穫が見込めそう。

ただ、これまでの様子を見ている限り、
今年はぶどうの収穫量は減少、
ボジョレ全体、また需要も高く大きな被害を受けたマコンは、
より価格上昇が起きると予想されます。

ドラフトワイン・システムでは、
2021年も樽生ヌーボー®︎のお届けを予定いたしております!

しかもなんと!今年の樽生ボジョレ・ヌーボー®︎は、
昨年実験的に取り寄せて圧倒的な美味しさを実感した

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樽生でしか味わえない美味しさ、是非ご期待ください。

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